救助工作車Ⅱ型 中間市消防本部
管内特化型救助工作車クレーンよりも活動スペースだ! 仕様書だけ先に作っておく 近年、全国的にバス型工作車が増加傾向にある。その採用理由の多くは、緊急消防援助隊などでの長距離移動をする際の隊員の負担軽減である。福岡県の中間市消防本部は2016年(平成28年)12月にバス型の救助工作車を更新配備したが、それは緊急消防援助隊を見据えてではなく、完全に管内の災害に特化した仕様となっていた。...
View Article大型高所放水車 金沢市消防局〜Σ型25m屈折はしご付消防ポンプ自動車(大型高所放水車仕様)〜
最長26mから泡で叩く!全伸梯で大量放水可能なΣ型の屈折式はしご車 国の規格ではコンビナート火災は闘えない 金沢市消防局が平成29年3月、Σ型という大型高所放水車としての運用は珍しいタイプの車両を更新配備した。...
View Article30m級はしご付消防自動車さいたま市消防局
伸縮水路管は絶対有効!活動性が上がる伸縮水路管付き「マギルス」 署ごとのはしご車選定方針 さいたま市消防局では桜消防署配備の30メートル級はしご付消防ポンプ自動車を更新し、2017年(平成29年)2月28日に配備した。新たに配備されたのはマギルス製30メートル級はしご車で、日野「プロフィア」8トン級シャーシをベースにモリタテクノスが艤装を担当した。...
View Article水難救助車 仙台市消防局
大規模災害と戦うために!ワンボックスをフルオーダー 東日本大震災を教訓に体制強化を図る 消防体制の再整備と大規模災害への強化を積極的に図っている仙台市消防局(取材当時)。その一環で2017年(平成29)年9月、若林消防署六郷分署(庁舎も新築移転)に水難救助車を新たに導入した。...
View Article支援車Ⅲ型 能美広域事務組合消防本部
多機能な車両を目指す 能美広域事務組合消防本部は石川県西部に位置する能美市および能美郡川北町の1市1町で構成され、99平方キロメートル、5万6000人の安全を1本部3課1署3分署73名の体制で守っている。管内は金沢市のベッドタウンとしてだけでなく、製造企業が立地する工業地域としても発展している。...
View Article支援車Ⅳ型 渋川広域消防本部
ドローンやインターネットで武装しスマート化を図った渋消初の本格指揮車 緊急消防援助隊への登録車両 平成17年の総務省消防庁告知により、消防力の整備方針において、指揮隊の設置が条文化されたことを受け、渋川広域消防本部(以下、渋消)では平成21年10月、初めての指揮隊を組織した。この指揮隊は当面、仮運用であったが、平成22年4月には本格的な運用が開始された。...
View Article高規格救急車 北アルプス広域消防本部
反射材が隊員の命を守る 灯火類が消失したら… 夜間、街灯のない暗い路上や高速道路上で緊急車両を見かけた時、まず目につくのは煌々と光る赤色警光灯や周囲作業灯だ。これらの灯火類が周辺車両に緊急車両の存在を知らせているおかげで、夜間活動中の消防隊や傷病者の安全が守られている。だが、もしエンジンやバッテリーが故障して灯火類が使えなくなったら、どうなるか?...
View Article消防ポンプ自動車CD-I型 鳥取県東部広域行政管理組合消防局
やっぱり ポンプ車は機動力だ!! 水槽搭載で生まれ変わったマルチなCD-I型 選択肢を増やすポンプ車に これまで鳥取県東部広域行政管理組合消防局の火災事案では、タンク車とポンプ車をペア出動させることのできる大きな署はともかくとして、人員の都合上一台しか出動できない出張所では、直近部署してすぐに活動開始できるタンク車がどうしても選択された。...
View Article水槽付消防ポンプ自動車I-B型 福岡市消防局
化学車I型からタンク車へ 福岡市消防局では昭和62年以降、更新時期を迎えたタンク車に代えて、順次化学車I型(水槽容量1000L)を5台配備してきた。当時管内では九州自動車道などの交通インフラの整備が進み、それに比例して車両火災やトンネル火災、加えて小規模な油火災が増加していたからだ。...
View Article支援車Ⅳ型 金沢市消防局
金沢消防が本気で考えた通常災害から緊援隊まで使える「進化形指揮車」誕生 他都市に出場する警防車 消防の指揮隊には消防署で運用するもののほかに、本部が運用する指揮隊がある。金沢市消防局では、建物火災以上の火災、特異な火災、救助および事故においては必要に応じて局指揮隊が出動し、消防署指揮隊が開設する「消防現場指揮所」運営の支援活動や情報収集を行う。...
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