水槽付消防ポンプ自動車Ⅱ型 津市消防本部
「津消式」は健在!! 軽量・短尺化を実現した 高機能8000L水槽車 ボディ一体角型水槽を用いることで短い全長の車両に仕上がっている。ハイキャブ部の赤色灯およびサイレンは、車両各部の補助警光灯とネットワーク化され、走行状態に応じて点滅パターン、サイレン音の指向角度が自動で変化する。 「津消式」の更新で難題続出...
View Article30m級はしご消防自動車(30m)秦野市消防本部
新型梯体ではしご車はさらに進化する!! 日野「MH-Ⅱ」にモリタの最新梯体を架装した最新鋭はしご車。白で「HADANO」「KANAGAWA」の文字を入れた。バスケット底部は周囲を黄色の再帰性に富んだ反射材で縁取り、車体下部にも同じ反射材を貼りつけた。平成29年11月9日配備、同12月1日運用開始。 安全・迅速・確実なはしご車の更新へ...
View Article横浜市消防局 機動消防艇 「よこはま」大解剖!!
消防機関が有する消防艇として東京消防庁の「みやこどり」「おおえど」、大阪市消防局の「まいしま」に次ぐ総トン数120tを誇る。 手のひらよりも大きい口径の1万5000L放水砲。...
View ArticleALPASで山積する課題を解決!水槽付消防ポンプ自動車Ⅰ-A型 成田市消防本部
意表をつく新型ハイルーフ 角型だから広さはバツグン いすゞ・フォワードに長野ポンプ製ALPAS、ベルリング製ハイルーフを装備。(写真提供/ベルリング) 署を戸締まりして全員出動 平成30年2月28日、成田市消防本部は成田消防署飯岡分署配備の水槽付消防ポンプ自動車Ⅰ-A型を19年ぶりに更新した。...
View Article高性能救助車「ウニモグ」 静岡県警察本部
警察のレスキュー部隊が備える車両の数々 静岡県警察本部では警備部機動隊に、レスキュー部隊「広域緊急援助隊特別救助班、広域緊急援助隊」が運用する災害対策車両として、令和元年度に高性能救助車「ウニモグ」、多目的災害対策車「ジムニー」、水陸両用車「アーゴ」を配備した。...
View Article水陸両用車「アーゴ」 静岡県警察本部
静岡県警察機動隊レスキュー部隊に2019年12月に配備された水陸両用車。カナダODG社製水陸両用車「アーゴ」で、8輪全輪駆動。水上でもタイヤの回転により駆動する。タイヤはARGO AT189 25×12 00-9NHSというサイズの幅広のもの。エンジンからの動力はローラーチェーン&スプロケットによって伝達される。...
View Article多目的災害対策車「ジムニー」静岡県警察本部
静岡県警察機動隊レスキュー部隊に2020年(令和2年)年3月に配備された多目的災害対策車。スズキ「ジムニーシエラ」で、指揮官が乗車して悪路、狭隘路を被災地へ向かう。軽自動車並みのボディに小型車並みのエンジンを搭載し、ここまでの小型ボディでありながら卓越した走行性能を誇る。...
View Article化学消防ポンプ自動車Ⅱ型 射水市消防本部
驚きの3500L水槽!!ALPASが実現した夢の化学車Ⅱ型 外観はいたってシンプルな無地。キャブ側面に射水消防伝統の金文字で本部名が入る。 条件は「同等品以上」 射水市消防本部では平成30年2月26日、射水消防署配備の化学消防ポンプ自動車Ⅱ型を更新した。 仕様作成を担当した射水市消防本部防災課・七軒康一消防司令(取材当時)が新たな化学車に求めた条件はただひとつ、「先代車両と同等品以上であること」。...
View Article消防ロボットシステム「スクラムフォース」市原市消防局
市原市消防局に実戦配備された特殊装備小隊「スクラムフォース」。 搬送車とコンテナが活動拠点、降ろした4台のロボットが現場へ 2019年(令和元年)5月24日、千葉県の市原市消防局に発足した特殊装備小隊が運用する消防ロボットシステム「スクラムフォース」は、石油コンビナート火災など放射熱によって消防隊員が火点に接近できない事案で、消防ロボットシステムが自律して活動し、災害の拡大を抑制するシステムだ。...
View Article空港用化学消防車 成田国際空港株式会社
日本の空港用車両で初のブーム型放水銃 成田国際空港株式会社(以下、NAA)では空港用化学消防車2台の更新にあたり、米国オシュコシュ社製「ストライカー6×6」を導入した。 今回導入した消防車両の最大の特徴は、車上に高位置対応伸展型放水銃「HRET」(High Reach Extendable...
View Article水難救助車 島尻消防、清掃組合消防本部
出場に要する時間を5分以上短縮 島尻消防、清掃組合消防本部(現・島尻消防組合消防本部)は沖縄本島南部の南城市と八重瀬町を管轄としている。この地域は自然環境に恵まれており、海岸線も長いため美しいビーチがいくつもある。特に夏場はこうしたビーチで多くの人が海水浴やマリンスポーツを楽しんでおり、なおかつ近年の入域観光客数の増加で海の事故は増加傾向にある。...
View Article消防用重機・重機搬送車 神戸市消防局
本気で考えた!機能的な重機と搬送車 重機の仕様 今回導入した消防用重機は、一般的に「ショベルカー」や「ユンボ」と呼ばれる掘削用重機で、その中でも通称「ミニユンボ」と呼ばれる3t重機となる。災害現場の最前線で活動する隊員との連携活動を円滑に行うため、小型で機動性が高いサイズの仕様とした。...
View Article30m級先端屈折伸縮式はしご付消防自動車 東京消防庁
鉄道高架、高速道に先端屈折は有効 東京消防庁では品川消防署に配備してきた30m先端屈折式はしご付消防自動車が更新時期を迎えたため、2016年3月26日に屈折部も伸縮する30m先端屈折伸縮式はしご付消防自動車に更新した。 「梯体の先端が屈折できたら…」...
View Article救助工作車Ⅱ型 中間市消防本部
管内特化型救助工作車クレーンよりも活動スペースだ! 仕様書だけ先に作っておく 近年、全国的にバス型工作車が増加傾向にある。その採用理由の多くは、緊急消防援助隊などでの長距離移動をする際の隊員の負担軽減である。福岡県の中間市消防本部は2016年(平成28年)12月にバス型の救助工作車を更新配備したが、それは緊急消防援助隊を見据えてではなく、完全に管内の災害に特化した仕様となっていた。...
View Article大型高所放水車 金沢市消防局〜Σ型25m屈折はしご付消防ポンプ自動車(大型高所放水車仕様)〜
最長26mから泡で叩く!全伸梯で大量放水可能なΣ型の屈折式はしご車 国の規格ではコンビナート火災は闘えない 金沢市消防局が平成29年3月、Σ型という大型高所放水車としての運用は珍しいタイプの車両を更新配備した。...
View Article30m級はしご付消防自動車さいたま市消防局
伸縮水路管は絶対有効!活動性が上がる伸縮水路管付き「マギルス」 署ごとのはしご車選定方針 さいたま市消防局では桜消防署配備の30メートル級はしご付消防ポンプ自動車を更新し、2017年(平成29年)2月28日に配備した。新たに配備されたのはマギルス製30メートル級はしご車で、日野「プロフィア」8トン級シャーシをベースにモリタテクノスが艤装を担当した。...
View Article水難救助車 仙台市消防局
大規模災害と戦うために!ワンボックスをフルオーダー 東日本大震災を教訓に体制強化を図る 消防体制の再整備と大規模災害への強化を積極的に図っている仙台市消防局(取材当時)。その一環で2017年(平成29)年9月、若林消防署六郷分署(庁舎も新築移転)に水難救助車を新たに導入した。...
View Article支援車Ⅲ型 能美広域事務組合消防本部
多機能な車両を目指す 能美広域事務組合消防本部は石川県西部に位置する能美市および能美郡川北町の1市1町で構成され、99平方キロメートル、5万6000人の安全を1本部3課1署3分署73名の体制で守っている。管内は金沢市のベッドタウンとしてだけでなく、製造企業が立地する工業地域としても発展している。...
View Article支援車Ⅳ型 渋川広域消防本部
ドローンやインターネットで武装しスマート化を図った渋消初の本格指揮車 緊急消防援助隊への登録車両 平成17年の総務省消防庁告知により、消防力の整備方針において、指揮隊の設置が条文化されたことを受け、渋川広域消防本部(以下、渋消)では平成21年10月、初めての指揮隊を組織した。この指揮隊は当面、仮運用であったが、平成22年4月には本格的な運用が開始された。...
View Article高規格救急車 北アルプス広域消防本部
反射材が隊員の命を守る 灯火類が消失したら… 夜間、街灯のない暗い路上や高速道路上で緊急車両を見かけた時、まず目につくのは煌々と光る赤色警光灯や周囲作業灯だ。これらの灯火類が周辺車両に緊急車両の存在を知らせているおかげで、夜間活動中の消防隊や傷病者の安全が守られている。だが、もしエンジンやバッテリーが故障して灯火類が使えなくなったら、どうなるか?...
View Article消防ポンプ自動車CD-I型 鳥取県東部広域行政管理組合消防局
やっぱり ポンプ車は機動力だ!! 水槽搭載で生まれ変わったマルチなCD-I型 選択肢を増やすポンプ車に これまで鳥取県東部広域行政管理組合消防局の火災事案では、タンク車とポンプ車をペア出動させることのできる大きな署はともかくとして、人員の都合上一台しか出動できない出張所では、直近部署してすぐに活動開始できるタンク車がどうしても選択された。...
View Article水槽付消防ポンプ自動車I-B型 福岡市消防局
化学車I型からタンク車へ 福岡市消防局では昭和62年以降、更新時期を迎えたタンク車に代えて、順次化学車I型(水槽容量1000L)を5台配備してきた。当時管内では九州自動車道などの交通インフラの整備が進み、それに比例して車両火災やトンネル火災、加えて小規模な油火災が増加していたからだ。...
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